静岡県沼津市のセレクトショップ
HALLELUJAH Yoshihiro Kawasaki,daska,funset of art,MARVELETS,portaille(prtl),colina 正規取扱店

当店はアポイントメント制です。ご来店の際はこちらよりご予約をお願いいたします。

OPEN 13:00~19:00
OFF Monday&Tuesday (月曜・火曜)

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TEL:055-943-5117
maktub.voyage@gmail.com






2019年12月24日火曜日

daska×maktub "Atelier Coat"



アルチザン系ブランドでよく使われる「度詰め天竺」と呼ばれる高級スウェット生地がありますが、さらに高級で貴重なウール8%入りの裏起毛スウェット生地を使用して製作したオリジナル型のワークコート。
肉厚で柔らかな生地ですので、優しく包み込まれているような着心地を楽しんでいただける1着です。



デザインはアンティークのアトリエコートをベースに構築した当店オリジナル型。ノスタルジックなデザインですが、断ち切り(切りっぱなし)を随所に取り入れることでアバンギャルドな雰囲気も漂わせています。
味わい深い表情を作り出すため、縫製後に墨でムラ染めを施しました。手作業で染めているためところどころ墨が斑点のように濃く残っている箇所があり、ハンドクラフトの魅力をさらに際立たせています。







今回は見えるか見えないかギリギリの箇所にハンドステッチを施すという贅沢なこだわりも盛り込みました。ボタンは水牛製を使用しています。



柔らかな肌触りを活かしながら耐久性と汎用性を確保すために、高級スーツで見られる「半裏地仕様」を採用しました。スウェットでありながらテーラーのテクニックを用いて仕立てるスタイルは、daskaというブランドの特異性と奥深さを象徴しているように思います。






paul harnden daska andrew driftwood the crooked tailor ziggy chen

2019年12月7日土曜日

2019年11月29日金曜日

daska×maktub "garçon coverall"


daska×maktubの "garçon coverall"。
ギャルソンとはフランス語で「少年」。その昔ヨーロッパの片隅で労働者階級の少年が着ていたワークジャケットをイメージしてデザインしました。
綾織のリネンに10%だけウールを混ぜたアンティーク感たっぷりの生地で仕立てました。


貧しくも前向きに生きる少年の遊び心を表現するため、リバーシブル仕様で仕立てました。リバーシブル面はネップ(生地の節)があるヴィンテージ仕様のリネンダンガリーを採用しました。


胸のポケットはマキニョンコート(馬商のコート)のディテールをアレンジしたもの。



ボタンはヴィンテージ加工を施したメタルボタンを使用。ポケット縁などストレスのかかる箇所は、小さな丸い革パッチで補強してあります。




クラシックな佇まいのジャケットですが、daska独自の立体ラグランスリーブによって着心地の良い一着になっています。
同素材のパンツでセットアップを組むことも可能です。
 







paul harnden ziggy chen


2019年11月27日水曜日

colina×maktub "手紬刺し子 柘榴染 W-Tuck Pants"


当店別注のスペシャルなパンツ。型はcolinaの定番W-Tuckパンツで製作しました。





自然栽培綿の手紬糸を柘榴(ザクロ)で染め、それを刺し子で織った生地を使用しています。
ここまで手間の掛かった服は他ではなかなか見つけられないと思います。半端ない存在感の生地ですが、見た目に反して触り心地は軽くてソフト。履いていただいたらびっくりしていただけると思います。
前後に大きくタックをとり、ふわっとした腰回りから裾に向けて緩やかに絞られていく立体的なシルエット。
ウェストはゴムが入っていて紐で絞ることもできるのでとても楽チン。ベルト無しで履くことができます。生地自体に伸縮性があるため快適な履き心地です。


2019年11月23日土曜日

daska×maktub "Atelier Smock"


そのむかし芸術家が着ていたアトリエスモックをベースにデザインした当店オリジナル。
ハリのある目の詰まったリネンで製作しました。繰り返し着用することで少しずつ柔らかくなり身体に馴染んでいく過程を楽しんでいただきたいです。



大きめのチェストポケットは羊飼いのスモックのディテールを落とし込んだもの。ノスタルジックな雰囲気だけでなく、物の出し入れが抜群にしやすい機能性も兼ね備えています。



フロントボタンの下には四角く渦を巻いた細かなステッチが入っています。デザイナー杉崎氏のテクニックが光るdaskaらしい遊び心です。



袖先のステッチは強度を高め袖を捲りやすくするためのもの。アトリエで作業するアーティストが仕事をしやすいよう考えられたディテールです。



独特な形状の袖は通称「ダスカスリーブ」。daskaオリジナルの袖のつけ方で、どんな肩幅の人でも綺麗にラインが出流だけでなく、腕に沿ってカーブする立体裁断となっています。




背中はたっぷりと生地を取りギャザーを入れてあります。ジャケットやコートの下に着る時は、脇下のタブでボリュームを絞ることができるようにしました。



ボタンはdaskaオリジナルのウッドボタン。ペンキやニスで着色したボタンを石や土と一緒に揉み込み、その後墨で煮込こむという手間の掛かったボタンです。



ハンガーにかかっていると難易度が高そうに見えるアイテムですが、実際に着てみると意外なほど馴染みます。太めのパンツと相性が良さそうですが、もちろんデニムやチノパンでもOKです。






2019年11月22日金曜日

Portaille "Balmoral Back Zip Boots for maktub 2"



portailleに特別オーダーで製作していただいたバックジップのブーツです。
以前も同じ型で製作しましたが、今回はインナーをブラックに変更し、紐をを丸紐にしてオーダーしました。





このブーツには「ブラックラピッド製法」という製法が用いられています。マッケイの返りの良さとグッドイヤーの耐久性の良さをかけあわせた製法で、アウトステッチが見え迫力のあるソールになっています。マッケイに比べてソール交換がしやすく、ケアしながら永く履いていただけるのも魅力的です。



当店ではあらかじめビブラムの裏張りをしていただきましたので、ご購入していただいたその日からすぐにソールの減りを気にせずに履いていただけます。



店頭分は完売してしまいましたが、再生産が可能ですのでお気軽にお問い合わせ下さい。革を違うものに替えたりステッチ色を同色にしたりするなど、カスタムオーダーも可能です。こちらもお気軽にご相談いただけたら嬉しいです。